第五日 6月8日 サン・セベロからルチェラ経由フォッジャ
アグリツーリスモの宿泊者は二組か。昨晩の食事が二組だったからだが、コラッチオーネ(朝食)は小生一人。朝飯いいですか?ってきいたら、乾燥したパンをラスクのように焼いたものが四枚とアプリコットジャム、それにクロワッサン(こちらではコロネットという)が主食。オレンジジュースとカプチーノだけというシンプルなもの。クロワッサンは昼食用に確保。これまでで一番簡単な朝食かもしれない。
サン・セベロといっても、郊外なので街中は通過しないで、ルチェラを目ざします。
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こういう道をひたすら進みます |
ルチェラは標高200メートルの高地にある。周囲より高いため守りやすいという観点からも紀元前から人が集まり住んできた街であるが、フリードリヒⅡ世が居城としたのにもそういう理由があったかもしれない。ただ歴史上の痕跡を多く残しているわけではない。下界が見渡せるところに公園が設けられているが、日曜日でもあり、家族や友人同士が散歩や世間話に花を咲かせている。街並みもそこそこ意識されているようで、水準並みのたたずまいが見られた。
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ルチェラの街並み |
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今回初のジェラート |
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ルチェラの北端の公園から見る景色 |
ルチェラには鉄道はないのかと思ったが、南側の低いところに駅がありフォッジャとの間で電車が走っている。イタリア国鉄でなく別の経営の鉄道会社のようであるが、最新の車輌はイタリアらしいカラフルな色使いで非常に魅力的である。自転車は三台まで乗せられると時刻表に記されているが、これは3両編成の真ん中の車輌に自転車が3台引っかけられるハンガーがあるからである。全体がきちんとデザインされており、イタリア国鉄のレジョナーレの車輌を超えている。
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外観はいまいちだけど |
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チャリユキも居心地良さそう |
本日の走行距離 36キロ
本日の鉄道移動距離 17キロ
<本日のホテル>
フォッジャ
WHITEB&B
45ユーロ
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