第十七日 6月20日 アグリジェントからかカマラータSGGまで鉄道移動。カマラータSGG駅からパレッツォ アドリアーノ往復がチャリ走行
シチリアに入ってからずーと考え続けてきたチャリ走行を実行する日が来た。天気は快晴、今日やるしかないでしょという意気込みで朝から動く。
パレッツォ アドリアーノは「ニューシネマパラダイス」で映画館のある広場の一角としてロケで使われたらしい。映画館は架空であるが、映画の中の教会は実在しているといわれる。それがここパレッツォ アドリアーノにあるのだ。 ニューシネマパラダイスは監督で脚本も書いたP トルナトーレが30代前半に制作したものである。この映画が大好きなのは、映写技師アドリアーノと映写技師の仕事にあこがれる少年トトとのやりとりにつきる。したがって映画が見たい人々が映画館に入りきれなくて、外の壁に映して喝采を受けるシーンなどが撮影されたであろうパレッツォ アドリアーノに行きたかった。それにこの村はシチリアでも一番行きにくいところにある。この村が今どうなっているのか、街並みはあるのか、もう老人ばかりの村になっているのではないか、実際に行って見ないことには語れない。まずiPhoneのアプリのTopoProfilerによる本日のコースと高低図を見ていただきます。
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経験のない高低差 |
戻りは快調で最後の9キロを残すところまで押しはなかったのですが、最後の250メートルのだらだらした上り坂がもう足が残っていなかったので上れず押しました。そして今日のホテルがあるカマラータに来てこの街の急な傾斜に高密度の住宅にびっくりさせられるが、どうしてこんな場所にこれだけ高密度、高集積の住宅を造らねばならないのかわけがわからない、道など階段かジェットコースターの線路のような急坂です。
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これは望遠で撮ったものではありません |
本日の走行距離 87キロ
本日の鉄道移動距離 約50キロ
<本日のホテル>
Cammarata
Halykos Hotel
35ユーロ
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