2018年9月28日金曜日

イタリア コムーネの街並み探訪2018 第十五日

1、本日の行程
 ペルージャのホテルで、おばあさんは3ユーロで朝食をつけるよといったのを忘れているのかなと思って、精算でカギを出したら、朝食をカウントしてるから食べていったらというお言葉に甘える。実は甘いパンはどうでもいいのだがコーヒーが飲みたかった。ホテルから駅までは下り坂ばかり、しかも一方通行を逆行で指示してくるので、歩道などに待避しながら下る。
 天気はいいが、ほんの数日前まで日射しを避けていたのが、逆に日射しほしさに日の当たるベンチを探したりして、えらい様変わりだ。こちらもPeakのウィンドーブレーカーを着込んでこれ以上ない防寒態勢である。
 Perugia11時47分発でTerontola-Cortonaへ、ここでローマテルミニ行きに乗り替えてChiusi C.T.で降りる。次に約30分待ちで今日の目的地であるMontepulcianoまで二つ目のシエナ行きに乗る。
最初の乗換駅

二番目の乗換駅

今日の目的地
到着は午後2時過ぎ、取りあえず今日のホテルにチェックインして荷物を置いて、トスカーナの景観を探しに出かけよう、とホテルに着いたら施錠されていて人の気配無し。荷物をそこら辺においていく訳にはいかないので、荷物を背負ったままほぼ10キロ先の標高600メートルのMontepulcianoに向かう。ほとんど上り勾配の道をひたすら漕ぐ。ペダルはしっかりしている。問題はこちらの脚力だが、なんとか街にたどり着く。Montepulcianoには観光客も多数いた。みんなどうやって来ているのだろう。
観光客は多い

 Montepulcianoの街並みは平均的なものだが、早々に引き返す。15時にホテルは開くはずなので、4時頃には戻りたいのだ。そして帰りは上っていったのとは逆に下りばかり、もうほとんどペダルにトルクをかけることなくどんどん下ってゆく。ブレーキが大変なくらいだ。自分が本当にこれを上ってきたのかと思わず感心してしまった。
 しかし2013年に見た感動的なトスカーナの風景はここにはなかった。同じトスカーナ州でも違うのだ。季節の違いもある。ブドウ畑が多い。でもこの世のものとは思えぬトスカーナの風景の価値を再認識しただけでも満足だ。
この程度です。

2,今日のホテル
 今日はMontepulciano駅から七百メートルと至近な「Il Grifo Hotel」で、広さも十分だし、設備もよさそうだが、電気湯沸かし器が通電しなかったり、洗面台の栓がなかったりと結構間が抜けている。値段は65.7ユーロ。







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