2018年9月22日土曜日

イタリア コムーネの街並み探訪2018 第九日

1,今日の行程
 Bresciaまでは日本を発つ前まで回ってみたいと思っていたところです。Comoは飛ばしました。2013年と重複するのはミラノだけですが、街並み探訪としては成果は少なかったのは前回と同じです。しかし都市としての活力は相応に感じることができました。
 今日は鉄道だけでFarraraを目指しました。距離としては200キロ以上はあるのですが、Bresciaを出てベローナで乗りかえてRovigoに行き、さらにRovigoで乗り替えてFarraraまでです。9時32分発は10分ほど遅れて到着したため、ベローナで接続する最短の乗り換えはできなくなったため、Rovigo経由となりました。
Rovigo駅に到着した一両のディーゼル車。
Ferrara到着は二時半頃で、これから街中を回って、街並み探訪しようと自転車で出てから10分ほどして、左足にペダルの違和感を感じました。踏むとふにゃとするのです。まさか、と思ってペダルの根元を触ってみると手で回るほどゆるゆるになっている。モンツァで買った強力接着剤は見た目通りの接着剤で効き目はなかったのだ。ともかくやることはまた自転車屋を探すことです。300メートル位の所にあった一軒はレンタルサイクルの店で、しかも午後の休息中。もう一軒近くにある店は、間口もたっぷりありロードレーサーも扱い工房もちゃんとしている。経営者の二人のうちの一人がいろいろやってくれたが、結論としてはカンパニョーロのクランク交換をしないと無理ということになり、その店はカンパを扱っていないので、4キロほど離れたところにある自転車屋に電話してもらって、なんとかしてやってくれと商売敵に頼んでくれた。いい人達だけど事態は深刻な方向に進んでいるので、こんどこそFerraraで2,3泊かと覚悟を決めて、店に向かう。右側のペダルだけで走るので容易でないが、こちらも必死である。グーグルの道案内のわかりにくさに右往左往してやっとBorghi Bikeという店に着く。先ほどの店より5倍くらい大きな店で、ロードレーサー専門店でカンパの扱い店でもあるようだ。郊外の街道沿いの店なのに客は多く、こちらが入っても誰も構ってくれない。しばらくしてオーナーらしき60代の男性が自転車を預かるということなので、こちらははずれたペダルを渡すとそのまま居場所もなく座っているのみ。15分位して前掛けをしてイタリア伝説のツール勝者マルコ・パンターニのような小柄でスキンヘッドの50前後の男性がチャリユキを店の面積の半分近くありそうな巨大な工房に運び、作業台に固定する。ガラス張りなのだが、真ん中で作業しているのに様子がわからない。ただクランク交換を頼んでもらっているはずなのに、クランクの部分はそのままにしてバイスでねじ切りをしたりしている。クランク交換しないでねじの部分を修復しているのか?そして1時間ちょっとぐらい経って、パンターニ氏は自転車を持ってきて、黙っておいて、次の作業にかかろうとしていた。見た目は以前と同じであるが、しっかり固定されている。いくら払えばいいかを別の店員に聞いたら30ユーロだという。クランク交換なら3,300ユーロはかかりそうなところを1/10の値段で済んだ。ミラノの店では、たまたまあった径が太めのペダルがうまくかみ合ったのでその後走れたのだが、結局このペダルのネジもゆるんでしまった。しかし今回の修復は自分には魔法としか思えないのだが、パンターニ氏はクランク交換でなく見事に直してくれたのだ。これぞトリノの匠を超える神対応で復活したのだ。
2,今日のホテル
 きょうはアグリツーリズムの宿を予約していた。パンターニ氏のおかげで7キロ位を普通に走ってこれた。
 宿の名は「Agriturismo Corte dei Gioghi」で、プールがあり、部屋も広いのでリラックスできる。夕食がついていないのが残念でした。65ユーロ。
 宿から300メートルほど歩けばTokyoという名のアジアレストランとイタリアンの店があると説明されたが、当然イタリアンである。これは熟成牛のフィレを巻で焼いたもの。久しぶりの肉が食べられてよかった。
300グラムはあるかな
一つ気になったのが、宿からこのレストランまでの往還である。Ferraraとラヴェンナと結ぶ幹線で、夜でも車がひっきりなしに100キロ近くで走っている。しかも歩道がない。道路の端に白線があるとそれでおしまい、街灯がないので車は多くても足元は暗い。そこで威力を発揮したのが、孫からもらった人差し指ほどのライトである。これを振りながら対向車に注意をさせるようにしてなんとか行ってこれました。孫に感謝。
鼻の部分がライト



 
 

1 件のコメント:

  1. チャリユキ君が『不如意』では、自転車旅行もままならないね。健闘を祈る!!!
    -林 操-

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