2018年9月15日土曜日

イタリア コムーネの街並み探訪2018 第二日

1,やはり問題は起こった。
天気は雲は多いが、雨の心配はなさそう。朝飯は当地のホテルの定番のビュッフェである。美味しくいただく。ついでに今日の補給用の水をいただく。
それでは自転車の組み立てというところで問題は起こった。飛行機で運ぶために、車輪を外してフレームを挟むように重ねて包む。しっかりと車輪とフレームをベルトで固定しているが、布だけであるから、投げたりすると末端のの部分に問題が生じるおそれがある。それが起こったのだ、具体的には後輪がフレームのU字型のエンドにおさまらないのだ。何回繰り返してもダメ。自分ではどうしようもない状態になり、自転車屋を探そうということになる。見た目は何もないようだが、乗ったりするのは無理、押すだけか、ばらしてタクシーに積んで自転車屋に行くかしかない。グーグルで「bicicretta shop Torino」で検索すると近くで2.3店見つかる。一番近いところは、ホテルのあるSaluzzo通りに面して、150メートル位しか離れていない。写真のように看板はあるが店がない。コの字型の配置の集合住宅で中庭があるが店はわからない。呼び鈴と表札を兼ねた表示板を外して調整していた40前後の男性に尋ねると、店は中にあるがまだ開いていないよといったらひとりのスキンヘッドのおじさんが来たのでお客だよというと自分の自転車をとめて、これはすぐ直るよと後輪の車軸を整え、エンドにはめようとしても僕が行き詰まった状態になってしまう。彼も何回やってもうまくいかないので、明日の朝まで預かるけどいいかい。無論直ればいいのだが、明日の朝はかかりすぎではないかと、今日中にできないかと聞くと7時まで待ってくれと僕の名前と電話番号をボール紙の切れ端に書けということでこちらは引き上げる。大分長くなってしまったので、結論を言うと見事に直っていた、しかも料金は20ユーロだという。職人的な匠の腕がある出来る奴だったんだな。これで明日はチャリユキ君でとりのをしゅっぱつできるみとおしがついたことになる。
写真ではわかりにくいがギアのある車輪と青いフレームがおさまらない

バイク修理という小さな看板が出ているだけ。これで結構人が来る。
2,移動手段がないため歩いてトリノの市街地を回る
リンゴットビルというフィアットの工場で7,80年以上前に造られた長さ500メートルもある工場で中に1周千メートルのテストコースもあるらしい。今はアメリカのクライスラーも傘下におさめたフィアットグループのヘッドクオーターとレンゾピアノの改修設計でリンゴットのジャイアントモールがある。
フィアット・クライスラー・オートモービルズの本社の玄関

反対側から見た長大なファサード。モールとフィアットグループの切れ目もわからない。
3、リンゴットの国立オートモービル博物館
レンゾピアノの設計で新につくられたもの。イタリアらしく華麗な陳列がすばらしい。
車好きなら行く価値あり。
車の全面をミニカーで埋め尽くした車。ミニカーもベース車輌も車種不明

小型のフェラーリ。
4,トリノ中心部の街並みなど
街並みとしては特に際立つものはありませんでした。Saluzzo通りを歩いてリンゴットに行ったので、集合住宅でファサードの美しいものを見ました。名がある人の作品ではないと思いますが、全てがよいわけではないけど結構おもしろい。
ミーハー名自分には、トリノで一番おもしろいなと思った建物はMole Antonellanaという高さ162メートルの建物です。もともと教会とか寺院として建てられたものではないけど、何回か増築して高さを高くしていったらしいのですが、積み上げていったことがわかるようで様式が違います。現在この建物は国立映画博物館になっているのですが、無論映画とは無縁でした。しかしその存在感からトリノのシンボル的な建物です。
Saluzzo通りの集合住宅のファサードの一例

これがMole Antomellanaです
5,今日のその他
自転車が復活できたので、夕食は気張ってボンゴレのスパゲッティをプリモにして、セコンドをステーキですが、サイゼリアの勝ちかな。でも土地の人に人気があるレストランのようです。値段は32ユーロ。今日は徒歩で歩数が20,663歩でした。
アサリは結構沢山入ってました

これがステーキの基準だとすると我々は贅沢すぎるぞ

1 件のコメント:

  1. チャリユキ君、直って良かったな。フレームに歪みが出ていないと良いね。歩き過ぎて脚が攣ったという事だが、先は長い。無理せず言って下さい。

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