2013年6月11日火曜日

南欧自転車ぶらり旅  第二十二日

 マントバを出発したのは9時半。今日はヴェローナまで約40キロをチャリユキとともに走るつもり。その前にマントバ駅へ立ち寄る。駅はホテルの真ん前なのでほんの数十秒で着く。キヨスクに行って時刻表みたいなものがないか尋ねるが、恐らく伝わっていないのであろう、ないよで終わり。店頭にある雑誌類のなかにもそれらしいのはない。諦めて道路に戻る。
 今日のコースはSygicのナビに任せる。彼は二つのコースを提示してきた。第1選択はSSの頭文字の道で最短でヴェローナに到達できる。第2選択はSRの頭文字の道路で第1選択より4,5キロ遠回りになるが、地方道を行くコースなので交通量は段違いだろうと判断し、第2選択で出発。
 
マントバの街の出口
美しい田園と少ない交通量で気分もいい

途中の見通しのよいところで第1選択の道を眺めたら、大型トラックが数珠つなぎでこちらが正解であったことが確認できた。そういえば動物の遺骸も一度も 見なかった。SRといっても制限速度は50キロ、90キロであるから飛ばせば飛ばせる。しかし雰囲気的にそういうクルマはほとんどいない。

 ヴェローナに到着したのは12時ちょっと過ぎ。人口24万人の中都市であるが、そんな規模には感じられないコンパクトな街である。
企業や工場が並んでいる
市街地に近づくと山が迫ってくる
ヴェローナはもうロンバルディア平原の都市とはいえない。なぜなら街は150メートルくらいの山に接するように立地しているからだ。ここから北にずーっと山が続き最後にアルプスにまで至るのであろうか。

 ヴェローナの市街地はまるまる世界遺産に指定されているが、なんといっても壮観なのはローマ時代のアリーナである。このアリーナ、今でも現役で毎年この時期に歌劇を連続して催す音楽祭のメイン会場として有名です。
 今年も6月14日にはオープニングとしてベルディの「アイーダ」が行われます。その準備が着々と進められている会場を見学してきました。
真ん中が一番高い席があるところ
オーケストラピットの向こうにアイーダのセットが出来ている
 ともかく、2万4千人ぐらい収容可能という規模なので、見る方も遠くて見えない聞こえないということが起こりそうだし、歌う方だっていくらプロでも青天井の会場に朗々と響かす声を出すのも難しいのではないかと思いますが、セッティングとしては最高でしょうね。雨が降ったらどうするんだろう?

 街を探索すると、やはりアリーナを中心とした一帯はもう街並みが続々と出来ていて、食傷気味になるほどです。
アリーナ前広場、LVなど高級ブティークも並ぶ
ここもヴェローナで一番高級店が並ぶ通り

ポルティコがここにも、繊細で美しい

<ホンイチの街並み>
 上の高級店が並ぶMazzini通りにします。ここは道路が大判の大理石をふんだんに使っていて豪華さでいうとピカイチです。雰囲気もいい。

<本日のホテル>
ヴェローナ「Hotel Sena」☆☆☆
旧市街の端にあるため歩いて回れるので便利。ただしWifiが脆弱なため、自分の部屋ではできないので、ホテルのロビーで書いているのが情けない。
 

4 件のコメント:

  1. ローマ時代から残るアリーナのファサードも興味深いのですが、それは帰国後のスライド上映会で見せてください。楽しみにしてます。

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  2. ヴェローナの野外劇場でアイーダを観るのは、いつか実現したいイベントです。約50年前にローマのカラカラ浴場跡の野外劇場で観たことがありますが、舞台も大きいため凱旋のシーンでは本物の象が何匹も出てきて、びっくりした記憶があります。雨ですと中止だったはずですし、音がいろいろなところに反射して、なんとも幻想的なオペラとなったように記憶しています。

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  3. もう22日とはすごいピッチですね。自転車ならではのルートを走り、イタリアを満喫して、
    早くも帰ってから話しを聞くのが楽しみです。天気に恵まれて良かったですね!

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  4. ヴェローナの野外劇場での音楽鑑賞は僕も夢です。
    いつぞや、ラトルのマーラー八番千人交響曲@野外劇場をテレビで観て、感動した覚えがあります。
    それと、ナイスチョイスのSR、気持ち良さそうなサイクリングになったようで、良かったですね!

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