2013年6月5日水曜日

南欧自転車ぶらり旅 第十六日

 今日はボローニャからレッジオ・エミリアまで約70キロ。天気はボローニャを出るときには雲が天空を覆っていたが、途中で日が差し始め、穏やかな佳日でありました。
 行程はレッジオ・エミリアまでほぼ直線のSS9を走る。全域フラットでしたが、ともかくSS9はボローニャとミラノを結ぶ幹線であり、交通量も多い。特に二連結した大型トラックが多く神経を使う。道路の一番端を遠慮しながら走る。今朝ボローニャのホテルのチェックアウトするときにいた担当者は、30代半ばのチクリストでもあるそうで、コンポはオールカンパだよといっても、シマノの方が軽くていいんじゃないのとお世辞を言う。彼の話だと、彼が走るときにはSS9は避けて別の道で走るようだ。その道が分かればいいがわからない。
SS9をモデナ方向へ。交通量は少なそうに見えるが結構多い

 モデナの手前でSS9を離れて別の道を探したが、結局SS9に戻ってしまうため諦めてこの道を走り続けた。
 モデナという地名に覚えがあるのは何でだろうと考えていたが、フェラーリの本社があるということでフェラーリにモデナという名がつくモデルがあるのだ。でもモデナで一度もフェラーリを見ることはなかったです。モデナはとても緑が多い街で、高々と茂る街路樹が各所に見られます。
ケヤキの並木です
並木が繁茂しすぎて建物が見えない

モデナの市街地

そして今日の目的地レッジオ・エミリアへ。この街についての事前の予備知識はほとんどなしできたが、人口18万人とかなり規模も大きい。しかも街並みに関してもそうとう整備が行き届いている。Viamichelinでこの街のホテルを探したら、二つか三つしかなかった。だからもっと小さな街で、訪れる人も少ないのではないかと思った。ホテルの値段も安いし。
 ホテルのある地区には外国人が多い地区であるが、それでも街並みはきちんとしている。
 繁華街のメインの通りもきちんとしているが、その道を直交する細い道もいい。人の息吹を感じながらひっそりと佇んでいる。決して高価な素材を使っているわけではないのに質感がある。
細街路。店舗もないところだがきちんとしている
玉石を埋め込み幾何学模様を描いている
普通の街並みである

モデナでもレッジオ・エミリアでも、ボローニャほどはありませんが、ポルティコを結構見かけました。
レンガ積みのポルティコ。かなり年代物

<ホンイチの街並み>
モデナの中心市街地の街並みです。建物はどうってことないですが、舗装がいい。しかも汚れていない。道の効果です。


<本日のホテル>
レッジオ・エミリア「Hotel Saint Lorenz」☆☆
レッジオ・エミリアの場末であるが、中心までも歩いて行ける。40ユーロ。ウェルカムフルーツがついていました。

 

1 件のコメント:

  1. ウエルカムフルーツ何でした?食べ物の写真もっとプリーズ!

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