2013年5月28日火曜日

南欧自転車ぶらり旅 第八日

 今日(5月27日)は、ジェノバからReccoまで約20キロを自力走行、ReccoからLa Spezia経由でMassa centralまで鉄道利用約95キロ、Massa central駅からホテルまでチャリユキで約4キロ。9時過ぎにジェノバを出発しmassaのホテル到着は15時15分頃。
 ジェノバの天候は晴れているが雲が多い。海は波高2〜3メートル、風は向かい風。

SS1から海を見ているので、左手に進むので旗の動きから向かい風であることがわかる

 地元の人たちの格好を見ていただくとわかるが、夏姿にはほど遠い。


 今日のコースは有名なポルトフィーノやチンクエテッレなどの世界遺産に指定されている景勝地であるが、出口が見えそうもないトンネルが何本か有り、かわりの道も見つからない場所のため、当初から鉄道利用を予定していたところである。
 Reccoで乗り込んだときにはがらがらであったが、その後の停車駅で人が増え、それがキアバリ駅でほとんど全員降りたのではないかというほど減った。ところがそれからも降り乗りは各駅で頻繁に行われ、ついに座席に座りきれず立つ人も出てくる。駅のホームにも人が多い。

 ついには反対側のホームから人が溢れんばかりに並んでいる。
ホームの半分がトンネルのリオマッジョーレ駅

 彼らの多くは団体客だと思われるが、ともかく鉄道を使ってチンクエテッレを見ようという人たちではないかと推測される。その後、La Speziaまではがらがらと極端でした。
 La Speziaでは、次の列車に乗り継ぐのに時間があったので、軽い昼食を取り、街並み探訪を行いました。ホンイチの街並みで触れます。
 La SpeziaからMassa Centralまでは30分くらい。この駅は海岸から離れており、冒頭に書いたように4キロくらい乗って本日のホテルに到着という次第です。

<ホンイチの街並み>
 La Speziaはさして大きな街ではないが、軍港とともに発展した。近年はチックエテッレ訪問の拠点として有名。

  駅から広がる中心市街地は1階が業務商業で2階以上が住宅というスタイルであるが、これはLa Speziaに限らずイタリアでは月並みな使い方である。ここの特徴としては住宅のバルコニーの張り出しがランダムであること、つまりどの家にもバルコニーがあるわけでなく、またフランスのカーニェシュルメールで見たような横連続のバルコニーでもない。視覚的なリズムを乱すことによって更に注目され、しかも各住戸のバルコニーは見られることを意識して鉢植えを置いたりして飾っている。道路には何の仕掛けもない。これで道路をいじるとより華やかさが増すのだが。

<本日のホテル>
 マリーナ・ディ・マッサ 「Hotel Eura」☆☆☆
海に近いので、バカンス客が目当てだと思うが、まだその季節ではないので客は少ない。だからかどうか、値段は40ユーロ。ベッドは大きいし、設備も不足はない。




 
 

1 件のコメント:

  1. 順調ですね!寒暖差が激しいときもあると思うので、風邪引かないように!!
    それにしても日本ではそんなにメジャーではない町でもしっかり観光客がいるというのは驚きですね。
    むしろ日本のツーリズムがメジャー都市に偏りすぎてるのかな。。

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