出発まであと1週間、物的準備はおおむね終わっているのだが、ここに来て前途に不安な要因がいくつか出てきている。
1,荷物がバックバックにおさまらない
今回のぶらぶら旅は容量30リットルのバックパックに必要な荷物を収める必要がある。自転車用の工具や予備チューブはサドル下の小バッグにおさめるとしても、マックブックエア、カメラ2台、充電器5台や充電用バッテリー2台、ひげそりや薬類、懐中電灯などを入れると、衣類を収めるスペースが非常に限られてしまうのだ。しかも夏用衣類を中心にすると容量もさほど取られないのだが、次に述べるように寒さ対策もしておこうとすると入りきらない可能性が高いのだ。
2,南欧に梅雨?
ニースの天気予報を見ると、5月15日から先は19日を除くと全て傘マークがついています。年間300日以上晴天という南仏なのに、この天気はどういうことなのか?しかも温度も最高でも20度、最低は10度を切ることもある。ということは雨対策と寒さ対策が必要と言うことだが、スペースがきびしいので、衣類は増やしたくないというディレンマに陥っている。
今年もジロ・デ・イタリアが始まっていて、毎日生放送を見てるけど、南イタリアでは3日のうち2日は雨が降っているので、落車も多く選手も苦労しているが、例年イタリアではそんなに雨にたたられることは少ないので今年は変だなと感じていた。
3,円安の痛手
円が1ドル100円を超えた日に慌てて、両替をしたのだが、1ユーロ135円を超えていた。つい2,3ヶ月前なら1ユーロ100円だったから、一日1万円の予算なら100ユーロ使えたものが、今や74ユーロに目減りしている。
ホテルのチョイスを☆一つ落とす必要がありそうだ。
4,iPhoneが生命線
今回の旅行では紙の地図は持たない。全てiPhoneの地図アプリに頼ることになる。しかもアップルの地図は土地勘がある場所なら何とか使えるかも知れないが、初めての場所では自分がどこにいるのかもよく分からないというお粗末なものである。今回はミシュランの地図アプリに全面的に頼ることにするつもりであるが、これがナビまでしてくれるかどうかがよくわからない。現在位置を示せるのでGPSに対応しているはずだが、走行しながらどう進むかを指示してくれるのかどうかがよくわからないのだ。
あと自分のiPhoneはauなので、フランス、イタリアではGSM方式でデータ通信することになるが、料金は一日定額2980円と高い。しかも3Gより通信速度も遅い可能性が高い。そこで通信料を節約するために、3GのWifiを借りることにしている。一日定額で1280円なので1700円も安いし、PCでも使えるからどこででも大きな地図を開ける。
ただ問題なのは、iPhoneとWifi両方とも一日中使えるだけの電池の容量は無いので途中で充電をしなければならない。そのため、大容量の充電池を2個用意しているので、必要になったら対応できると思うのだが、想定外のトラブルが起きる可能性だって考えられる。
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