「一日はイタリアの新幹線フレッチャロソッソ(赤い矢)のように早いが、この十日間は普段の1ヶ月位に感じる」何故なのかわからない。でも今日で半分を消化した。あと半分の期間がやはり1ヶ月と感じるなら先は長いということだ。どうなるかはわからない。
今日はフェラーラからラヴェンツァまで鉄道移動。フェラーラで街並み探訪をして午前中を過ごし、量だけ多いが味は二の次のケバブのハンバーグを食べた。どういう経路で行くのかなと思ったが、フェラーラからラヴェンツァまで一直線でつながっていた。本線ではないが車輌は新しく、自転車を引っかけるハンガーもしっかりあって、ドア近くに立てかけると停車の旅に邪魔にならないように対応しなければならないということもなく、安心できる1時間半であった。
久しぶりに健常なチャリユキです |
ラヴェンツァに着くと世界で一番ビザンチンのモザイク版画が残っているこの街で5つの寺院や聖堂を回るスタンプラリーを敢行した。チケットは7日間有効であるが、自転車で回ればすぐじゃないかと約1時間半で回った。モザイクは精巧に出来ているが経年変化が殆どなく6,700年は経っていると思うが色もきれいな状態を保っている。非常に細かいが細かい故にモザイクのかけらが見えない、
サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂のモザイク画 |
ラヴェンナ中心から3キロ弱離れた街道沿いの「Hotel Romea」60ユーロ。
意外だったのが、このホテル完全に中国人の支配下にある。フロントからレストランまで中国人が活躍している。こういうホテルが増える可能性は十分あるが、ここに中国人の団体客を呼び込もうとしているのだろう。
ホテルに連続した寿司などを供するリストランテに入った。過去に中国人か韓国人が経営する日本飯の店に煮え湯を飲まされているので、その二の舞を踏むまいと沢山あるメニューの中から中国料理に近いものを頼んだ。麻婆豆腐と海鮮焼きそばである。ビールも日本のサッポロなどは避け、地元のビッラ(ビール)を頼んだつもりであったが、青島ビールであった。これは正解であった。
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