1,Asti からAressandria 経由でTortonaまで
自転車生活二日目。朝起きて雨が降っていたら電車に乗ろうと決めていた。しかし今日の天気は過去三日間とほぼ同じ。自転車で出発。この時点では泊まる先は決めていない。まずAressandria をめざす。SS10という国道が直結している。幅員に余裕があるし、今日は日曜日でトラックが走っていないので走れることは走れる。しかし制限90キロの道なので、大体100キロオーバー。脇を100キロで抜けられるのは結構きつい。おとがすごいのだ。風は離隔をたっぷりあけて走ってくれるので気にはならない。この道を35キロずっと走り続けるのはいやなので、昨日はまったミシュランの自転車のナビでちょっと回り道して国道に戻るというのを試してみっかということで15キロ辺りで右折する。すると車は通らないしすぐに畑や林になる。
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マウンテンバイクならお誂え向きの道なのだが |
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右から左へ水が流れている |
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落葉種の雰囲気がいい林 |
それはいいのだが、舗装路が砂利道や泥道に変わるのだ。引き返すのも面倒なので舗装路に戻ったらナビを車用にしようと考えた。その結果、砂利道も先がとがった石があるので、パンクが心配で慎重に走らねばならないし、道を水路が横切っているところなどもある。
結局また国道に戻っておとなしく進むが、Aressandriaまで10キロ位のところにベンチがあるバス停があったので一休み。今日はAressandriaで昼飯を食べて、そこから20キロちょっと走れば到着できるTortonaまでの行程を決めた。これが結果的に大正解でありました。
2、日曜日は食べ物を口にするまでが大変
Aressandriaで昼飯は、到着した時間が丁度12時頃であったため好都合だったのだが、レストランやトラットリアなどは日曜日はやってないし、バールは人は多いがみんな食事をするのではなくお茶をしている感じ。弱ったな、また食いっぱぐれかなとあきらめかけていたら、Caffe Boasiという店のテラス席の囲みの一部に食べ物系のメニューがかかっていた。無論イタリア語だけなので中身はよくわからないが、食パンにハムやチーズ、キュウリの薄切りなどを挟んで鉄のの焼き器で挟んで日を入れたものに、肉汁したたる牛肉の切り身を焼いたものの二点。こんなものを食べているのは自分だけだが食べてみてびっくりうまいのだ。肉は牛でなく豚であったが上品なチャーシューのようなものに付け合わせでポテトを茹でて焼いたものにトリュフ(恐らく)がかかっていた。
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これで20ユーロ余 |
これだけの昼飯を食べたのだから夜はパニーニでもいいかなと思って、Tortonaに入る。ホテルはAlbergo Cavallinaで55ユーロと今回最安。アルベルゴはイタリア語でいう旅館みたいなものだが、レストランが併設されているという。アグリツーリズムの農家のお宿では夕食付きの経験があるが、ちゃんとしたホテルがあるのは出色である。何かあるかなという予感でカメラを持っていったのだが、メニューがイタリア語だけで、ウェイトレスの女性は一切英語を使わない。スマホで英語で何というかを調べても要領を得ない。えいやっと頼んだ二品の写真が以下である。
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恐らく伊勢エビの身とズッキーニの薄切りが入っていてソースはエビのミソのうまみが入っている。4回の旅でもはじめてというくらいうまかった。 |
3,本日の街並み
Astiの格調の高さにはかなわないが、それぞれ努力をしている。特に落書きが両コムーネともみられないのでよい。
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Aressandria の街並み独立柱の街灯がユニーク |
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Tortonaの街並み |
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