2018年10月1日月曜日

イタリア コムーネの街並み探訪2018 第十八日

1,本日の行程
 Spoletoは今日も晴天。本日はローマテルミニで乗り継いでCivitavecchiaまで移動するつもり。Spoleto発12:50で行けば15時過ぎにはCivitavecchiaに着ける。
  結局一本早い電車でローマテルミニまで行き、そこで昼飯を食べたりして別のレッジョナーレ(普通列車)に乗ってCivitavecchioへ。
この駅は普通列車しか止まりません


テルミニ駅も普通列車はメインホームではなく駅から離れたホーム

チャリユキは落ち着いている
Civitavecchioはローマの外港としてローマ時代からひらかれていたが、ここへ来たのはそういう古い港町であるから雰囲気のいい街並みもあるのではないかという思惑と、もう一つは400年前、伊達政宗の命で、支倉常長が石巻で船を建造し、その船で太平洋を越えてメキシコに行き、陸路大西洋岸に出て再び船でスペインにと渡る。スペインからは陸路で地中海岸沿いを移動し、ジェノバから船に乗って降りたのがCivitavecchio港なのである。ここには支倉常長の銅像と戦国時代に長崎で殉教したキリシタンや宣教師26人の殉教者のために建てられた日本殉教者教会があるのでそれを見たかったのです。
日曜日で好天と来てイタリアの若者は大騒ぎ
背後の光が強いので顔が見えませんが寂しそうでありました
日本聖殉教者教会とはどこにも書いてないけど、中には日本語と日本人(長谷川路可)の壁画がある
明るいイタリア人はそれはそれでいいのですが、支倉さんは誰も注目する人もなくひっそりと立っていました。そして日本聖殉教者教会ですが、5時半にならないと開かないため、その時間に出かけてみました。中はそんなに大きくはありませんが、並みの教会と同じくらい。会堂にはおばあさんがひとり隅の方に腰掛けていました。無論イタリア人です。なにをするでもなくただじっとしていました。そして祭壇脇にひとりの教会守のようなひとと白い聖衣を着た日本人かもしれないという男性がひとり、なにをするでもなくおります。とても写真機など構えられません。敬虔な信者が殉教者を思いやる感じが伝わってきます。毎日毎日こうしているかと思うととても観光者の乗りでカメラを構えたりすることは出来ませんでした。イタリアへ行く日本人はクリスチャンであろうとなかろうとここへは行って見るべきです。
2,本日のホテル
 「5 rooms affittacamere」44ユーロ。
 
何と駅の2階の左端が今夜の部屋です

グラディエーターの写真は気持ち悪いけどツインです






 
 

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