3回目の街並み探訪海外調査、今年はポルトガルのリスボンからスペインのバルセロナまでイベリア半島の地中海寄りを走る予定です。
息子夫婦、娘、家内、孫に見送られて羽田を出発したのが、5月25日午後10時45分。
パリには午前4時前に到着、予定では4時半なので偏西風が弱かったのか予想外に早く着きました。といっても、この時間だから空港内は閑散としている。 とりあえずリスボンへの乗り継ぎ便が出発するターミナル2Fへ移動。 ゆったりとした椅子では仮眠を取っている人が多い。ここで夜明かしをした人たちかもしれない。
パリCDE空港ターミナル2Fのビルロイボッホ製小便器 今までの脇漏れを大部分解消する デザインも含めて画期的である |
大天井には柱がないし透けているので明るい イリーも周囲より低いため落ち着いた雰囲気 |
今回のポルトガル、スペイン旅行では、スペインのバルセロナとマドリッドに来たことはあるが、ポルトガルは全くの初めてなので食べ物や鉄道利用、道路状況などわからないことが多いので不安がある。特にフランスを走ったときのように食い物への拒絶反応でモチベーションがだだ下がった経験を持つだけに気になる。しかし装備は自転車を含めて過去の2回の旅行と同じ。バックパックの7.5キロの重さも、不断は腰に巻いたバッグだけで走っているので感じが違うはずである。あと、今回はアンドロイドのスマホに変えた初めての海外である。SIMフリーなので現地でプリペイドSIMを入手して対応できるかがポイントである。
空路パリから2時間でリスボン空港に着く。空港は街中にあり、低空飛行で降りていくのは福岡空港のようだ。さすがにパリよりも陽ざしが強烈である。機長は34度と言っていた。現地についてまずやることは二つ。スマホのSIMカードを手に入れること。自転車を組み立てること。預け入れ荷物が回転台に出て来ないのは、どこでも同じなのだが、近くに係員が誰もいないのでどこに出てくるのかがわからない。結局全ての荷物が出終わっても自転車は現れない。パリから回送されてこなかったのではという悪い重いがよぎる。係員事務所みたいなものも見あたらず、lost and foundがあり人が並んでいる。ここで聞こうかと思ったが、もう一度回転台の所に行ってみるがない。やむをえずlost and foundの方をめざすと制服を着て右手にトランシーバーを持った女性がいるので聞いてみると、荷物回転台の一番奥に不規則荷物の置き場があるからそちらに行け、という指示。行って見るとありました、寂しくベルトコンベアと回転棒が並んでいるところに引っかかっている。
それをキャリアーに載せて、かねてネットで調べてあったボーダフォンの店をめざす。これはすぐに見つかり、同じような客が2,3人いる。これはあっけなくSIMカードを入れるとPIN(暗証番号)を入れると元気よく動き出す。4Gの2ギガ、有効期間1ヶ月のものが15ユーロで買えた。
次は自転車の組み立てである。どんな扱いを受けたのかがわからないのでゆっくりと輪行袋から出してみると、ハンドルが押されてちょっと曲がっているが、これはすぐ直り組み立てを完了。次にプチプチシートや段ボールなどをゴミ箱に持っていって処分した。戻ってみるとアンドロイドの5インチスマホをハンドルに取り付けるためのトピークのスマホケースがない。これは輪行袋から出すときしっかりと確認して輪行袋などと一緒においといたのだが、それだけがないのだ。誰かが拾っていったとしか考えられない。これでアンドロイドスマホをナビとして走ることが出来なくなった。
精神的には、それよりも自転車の走行距離や速度を示す、サイクルメーターが見つからないことの方がダメージは大きかった。昨年の南イタリアでは大活躍したのだが、今年も頑張ってもらおうとわざわざハンドルから外してズボンのバンドにぶら下げる小さなバッグに入れておいたのだが、これが見つからないのだ。こちらの方はとられたというよりも、パリからの移動のどこかで落としてしまった可能性が高い。全ての荷物を開けてみたがないのだ。これがないとモチベーションが湧かないのだ。
ということで、ナビ役は昨年も活躍したiPhone5の出番で、こちらは本体ケースを直接ハンドルに取り付けられる。ただ通信機能はないためアンドロイド携帯からテザリング接続で地図ソフトを動かすことになる。iPhoneは電源が切れないため長持ちしないし、画面は小さいなど問題があるが、やむをえない。
ホテルではジロの生中継が見られたし、ホテルのレストランで昼飯も食べられた。
煮込み料理だが半分は骨だけど身はおいしかった |
ホテルは日本でおさえたところだが立地、部屋もいい |
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